ギリギリ大学生の辛いこと日記

底辺高校を卒業してそれなりよりちょっと低い大学に進学した男の愚痴を元に、誰かが救われることを願うブログです。

オンライン授業に苦しむ大学一年生たちへ

さて…久しぶりのブログです。多分二年ぶりくらいじゃないんでしょうか。というか、もうやだ。ちょっと消したいくらい。だって明らかにイキってる内容なんだもん。見たらみんなわかるよ。だから見ないでください。

 

というわけで、本編へ行きましょう。

飽くまで、僕の今の状況を語っていくだけです。これといった解決策はないですし、質問…はされるはずがないですが、されても困ります。

 

さてと…僕はですね、埼玉のとある高校を卒業しました。偏差値は45あればいいとこかな?というくらいの高校です。言ってしまえば底辺高校ですね。

成績は良かったはずです。三年までの評定平均は4.2でした。もっと詳しく書くと、一年は3.2、二年は4.2、三年は4.7の評定を取って最終的には評定平均は4.2になっていました。

テスト3週間前になると重い腰を上げて授業で渡されたプリントを丸暗記してました。

おかげで世界史は好成績でしたし、ほとんどの教科で最高評価を取れていました。

まぁ、正直に言って普通の高校ほどの授業レベルではなかったんですけどね。

そんな僕は、「指定校推薦」のシステムでとある大学に進学します。適当に調べていけば、すぐに割れる気はしますが、それなりのところに進学しました。

その時の選定条件が「3年一学期までの評定平均が3.8以上、またその分野に関しての興味を持つか。」というものでした。

 

一応言うと、文系の大学・学部です。主に古典を学ぶようなところで、主な就職先は公務員…まぁ教員です。

なのでぶっちゃけ、理系の大学の方には、もしかしたら役に立たない内容かもしれません。今更で申し訳ない。

 

というわけで、いざ推薦入試。これといった勉強は全くもってしませんでした。

まぁとはいえいわゆるノー勉というわけではなかったです。

というのも、もともと古典が好きだったのです。なので、いろんな国の神話ですとか、叙事詩ですとか…とにかく読み漁りました。その中でも今の学科で重要な要素を持つ一部の本に関しては、かなり注力して読んでいました。

まぁこれだけ大層なことを書いていてもやっていたことは「本を読む」ことだけです。受験勉強のような苦労はしていません。

 

そして、受験結果の発表。

高校のコンピューター室にて発表をみて、合格の文字に心底喜びました。

多分、同じ経験をした方はいるんじゃないでしょうか。

考えてみれば、僕の失敗はここからだったのではないでしょうか。

 

そこから僕は、ひたすら怠けました。「大学合格したんだ。もう気を抜いて良いだろう」と。もしかすると、僕の学校よりもう少し偏差値の高い学校の人なら、それでも良かったかもしれません。

もうお察しの通りです。このまま僕は卒業してしまいました。

 

そして、今(2020年)に大学入学した方ならわかると思います。大半の学校が緊急事態宣言のもと、急遽入校を禁止されたのです。

 

説明会もすべて中止になり、履修登録の説明などもなくなりました。

その間僕は、バイトに明け暮れていました。当時全くバイトの仕事に慣れていなかったので怒られるばかり。「やってやる…!」と思ってとにかくバイトをしていました。

 

それから少し経過して履修登録が4月中旬に始まったのです。

思えばそこからが失敗だったのでしょう。

元々僕は、教職を希望していたので、教職課程は優先して入れようとしていました。

ですが、「クラス指定科目」の文字に止められていたのですが、「ま、いっか」と思い、適当な場所に登録してしまっていました。

もう読んでいる方にはわかるはずです。履修登録に見事失敗しました。

その後大急ぎで履修修正をしましたが、気づいたのが遅かったので受けられる教科は限られていました。

その結果、いわゆる難しい単位を受けるしかなかったのです。

 

そして、オンライン授業が始まってから一週間。その単位の難しさを身をもって経験します。

具体的に書きましょう。小テストの成績は、受けている生徒中、最低でした。

オンライン授業ですから、好きなタイミングで質問なんてできないですし、何より周りは出来ていて…というか自分が何も出来ていない。

それらをすべて理解してしまった結果、僕は病みました。

「もう大学にはついていけない」「不可能だ」「受験勉強もまともにしていないのに挽回なんて…」

これでも一部ではありますが、とにかくネガティブな言葉しか頭に浮かばないのです。

 

そのまま時間は過ぎていき、気づけば4週間経過していました。中には5回の授業を経てそれなりに難易度が上がっている教科もあります。

そのころには僕は疲弊しきって、自分の部屋に引きこもるようになってしまいました。

まともに食べれない日は続きましたし、嫌でも「もうダメだ…何もかもうまくいかない…」という考えに覆われていたので眠ることもできませんでした。

なので、いくら授業のテキストを読んでも集中できませんし、ペンを持つ手も震えるばかりで、言ってしまえば、何もできませんでした。

 

幸いなことに、実家暮らしなので親が僕の様子をみて相当心配してくれたのです。

親に指摘されるまで、「自分ができないのが悪いんだ…」という考えを変えることもできず、ずっとうつむいていたままでした。

そして、親に指摘された僕は、学生相談室にメールをします。

「大学生活をやっていける気がしない。このままではすべての単位を落として留年してしまう。しばらく食べれていないし、寝れてもいない。授業を受けても集中できない。」ということを送りました。

 

その翌日、相談室の方から連絡が寄越されるのです。

その時に話を聞いてくださった看護師さんの方がすごく優しかったので、すべて打ち明けられたことによって、泣きました。これまでの人生にないくらいに。

そこで僕は、今までの知り合いに片っ端から連絡を取りました。

祖父母、知り合いで教員をやっている方、叔父さんにも話を聞きましたし、なんなら中学校の恩師の先生、高校の先生にも連絡をしました。

その中で少なくとも半分は話を聞いてもらっている最中に泣いてしまっていたと思います。

 

今現在苦しんでいる皆さんにはこれがすごく重要です。

悩んでいるなら、とにかく知人に話を聞いてもらう。

それだけで、すごく心が軽くなります。

 

…さて、おそらく一番皆さんが聞きたいのは課題や勉強の事だと思います。

僕は課題に関しては、飽くまで最低限だけ提出していました。

予習復習は全くやっていませんし、オンデマンド授業の場合は、見ずに聞くだけで済ませていました。

まぁ、今となってはそれが災いして苦労をしているのですが…

本当に病んでいるときは、最低限の作業量でいいです。

これだけ提出していれば大丈夫だろう。それだけで。

 

そして、自分が回復するのを待ちましょう。不安でどうしようもなくて、行動する元気もないときはそれだけで十分です。

 

さて、長々と書いてしまいましたが、どうだったでしょうか…

この記事を見た同級生の心が、スッと軽くなることを願います。

 

もう一回だけ、大事なことなので書いておきますね。

悩んでいるなら、とにかく知人に聞いてもらう。

これだけ、やってみてください。